FX検証

年金を積立方式にすれば解決するのか 移行期の二重の負担を考える

賦課方式と積立方式は、優れた投資商品を選ぶ話ではなく、給付のためのお金をいつ集めるかという制度設計の違いです。方式を変えるときには、すでに受け取っている人への支払いも残ります。二つの方式は集める時点が違う賦課方式は、その時期の給付に必要な財...
FX検証

貿易金融が埋める三つのずれ 商品とお金と時間を分けて考える

信用状を付ければ輸出の心配は全部なくなる、とはいきません。貿易金融は、代金を回収できるか、回収まで資金が足りるか、円に換えるといくらかを分けると理解できます。売上と現金は同じ日に生まれない架空のメーカーが、材料代と人件費に800万円を先に払...
FX検証

年金基金はなぜ長く運用するのか 将来の支払いから資産を見る

年金の運用は、今年いくら増えたかだけでは評価できません。いつ、誰に、どのくらい払う必要があるかが、資産の持ち方を左右するからです。年金という名前だけで一括りにしない公的年金、企業の確定給付年金、確定拠出年金では、財源や給付の決め方が異なりま...
FX検証

保険会社にも保険が必要な理由 同時に起きる損害を分ける再保険

加入者を増やせば、どんな事故にも対応できるのでしょうか。大災害では多くの契約で同時に損害が出るため、単に件数を増やすだけでは足りません。一件ずつの事故と街全体の被害は違う別々の場所で偶然起きる事故なら、多くの契約を集めることで全体の損害を見...
FX検証

同じ返済額なのになぜ元金が減りにくいのか 元利均等返済の内訳

毎月払っている額が、そのまま借金の減った額とは限りません。元利均等返済は、元金と利息の合計をならす仕組みです。返済の中には二種類のお金がある元金は借りたお金そのもの、利息はそのお金を借りている期間に応じた負担です。元利均等返済では、金利など...
FX検証

銀行同士はなぜ一件ずつ決済するのか RTGSの安全性と資金負担

まとめて差額だけ払えば効率的。それでも一件ずつ決済する理由は、最後まで支払いを待つ間に、相手が払えなくなる可能性があるからです。差額決済はお金を節約できる説明用に、A銀行からB銀行へ100、B銀行からA銀行へ90の支払いがあるとします。まと...
FX検証

物価連動国債の元本保証は何を守るのか 購入額と額面の違い

物価に合わせて元金が変わる国債にも、価格下落のリスクはあります。「物価連動」と「元本保証」を別々に読むと、守られる範囲が見えてきます。同じ100万円でも買える量は変わる通常の固定利付国債では、額面や利率が決まっています。しかし返ってくるお金...
FX検証

金利スワップでは何を交換するのか 借金を動かさず金利負担を変える

借入先を変えずに、変動金利の負担を固定に近づける。その鍵は、借入契約とは別に組む利息の交換契約です。融資を借り直す以外の選択肢会社が設備を作るために長期間お金を借りると、金利が動くたびに将来の利払いの見通しも変わります。元の融資をすべて借り...
FX検証

為替予約は相場を当てる道具ではない 利益を計算できるようにする仕組み

売れたのに、円に換えると利益が消える。為替予約が解決しようとするのは、将来の為替を的中させることではなく、外貨の受け払いと円の予算のずれです。売上が決まっても円の金額は決まらない海外へ商品を売り、3か月後に1万ドルを受け取る会社を考えます。...
FX検証

信用状は何を保証するのか 商品ではなく書類を見る理由

知らない海外企業に先に商品を送るのは不安。でも、買い手も商品を見る前に払いたくない。信用状は、この行き違いに銀行の条件付きの支払約束を加える仕組みです。問題は誰が先に信用するか店頭なら商品とお金をその場で交換できます。国境を越えた取引では、...
タイトルとURLをコピーしました